いつもとは違うカテゴリーで!

真冬の読書感想文を書いてみようかと思います。今回はこちら!

脳が読みたくなるストーリーの書き方


脳が読みたくなるストーリーの書き方。いつもここで紹介する「理系」の本とはうってかわって「文系」の本です。タイトルのとおり「ストーリー」を書きたい人、要は小説家などのための「教科書」といってよい内容です。

しがない技術者をやっているワタクシですが、ゆくゆくは小説家にでもなって悠々自適な暮らしをしてみたいと妄想しております。そこで「小説の書き方」の本を探していたところこれが目に止まり、とっさに購入(ちなみに東京の○善。大阪に帰る新幹線で読むものなくて買った)。

まさに「ストーリー」の書き方を指南しているのですが、この本の主張をざっくまとめると

・高度な文章の技術(ボキャブラリーとか比喩とか)や魅力的な登場人物はもちろん大事だけど、まずは「ストーリー」がおもしろくなければ意味がない!

・逆に「ストーリー」さえおもしろければ、多少文章が下手でも読み進めてもらえる!

・「ストーリー」をおもしろくするための「公式」が存在する。

といったところ。その「公式」の内容が、400ページにわたるこの本の中で詳細に述べられています。「ストーリーが一番大事」というのは確かにごもっともです。いくら表現のテクニックを身につけたところでストーリーがつまらないなら絶対読まれないでしょうね。

意外と「理系的」!

ワタクシは学生時代まで、小説なんて「けっ!くだらねえ!」と、ほとんど読んだこともなかったです。そして小説って

頭のおかしい天才が、紙に書きなぐってはゴミ箱にポイ、を繰り返しながらある日突然閃いてぶわ~って書きまくる

みたいな様子を想像していました。でも実際は違うみたいです。どうやら「おもしろいストーリー」には公式というか「テンプレート」みたいのがあって、いくつかのチェックポイントを確認しながらそのテンプレートを埋めていくことで、けっこうおもしろいストーリーが出来上がるようです。

だから小説を書くのって、感性がものを言う?「文系」の作業というよりむしろ理路整然と進む?「理系」の作業といえるかもしれませんね。

論文書くのと似てるかもしれません。イントロ(過去の回想と現状のダメ出し。英語だと過去形か現在完了形)→実験方法(現在形)→結果と考察(現在形か現在完了形)、といテンプレートがあって、「略語を説明なしで使ってはならない」「アブストには本文にないことを書いてはならない」とか、いろいろなルールがある。

この本に書いてあるルールやチェックポイントをすべて満たせば、かなりのクオリティの小説ができそうです。小説家になりたい方も、単純にトークを磨きたい方?も是非読んでみましょう!


はっぴぃ理系らいふ、いぇい
ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ キミモナカマニナロウゼ
   

【文責 べじぱみゅ】