いろいろな資格勉強のモチベーション維持に参考になれば、と書きます。決して「テクニック」「試験で出るポイント」などの紹介ではありません。

久々の「テスト勉強」!

先日、仕事の関係もあって「エックス線作業主任者」の試験を受けました。こういう資格のたぐいは、たしか5年ぐらい前に受けた「QC検定」1級の試験以来となります。

この資格、それなりにまともな試験でノー勉ではさすがに通りませんが、(この資格を取らされるような)理系の人が手に負えないような難易度ではなく、市販のテキストを全部読んで問題演習をやれば十分合格できます。ちなみにワタクシはこれ買いました。

DSC_0166

よくあるメジャーなやつで、当日の試験会場でも同じのを読んでいる人をちらほら見かけました。試験に通るだけなら、これ一冊読んだら十分です。試験に通るだけならね。

それじゃあつまらない!

資格試験対策本一般に言えることですが、さっきのテキストでも、多くの箇所で(たとえ明示されないまでも)「ここは暗記」が多くありました。対策本は「最小の手間で合格」させることが使命ですから、根本の理屈などの深~い話はカットされがちです。

その一方で、今回のエックス線作業主任者の試験は放射線に関する、いろいろと興味深い内容が盛りだくさんなので、せっかく勉強するならもう一歩深いところまで入り込んだほうが生きた知識になります。

というわけでワタクシは副教材として以下の4冊の本を入手しました。

副読本1
副読本3
副読本4
副読本2

すべて、例の図書館で借りてきました。全部買ったら1万円以上するし、さすがに全部詳しく読みきる手間はかけられないのでね。(でもこのうち最後の「現代人のための放射線生物学」はいずれ買ってもいいかなーと思いました)

エックス線作業主任者の試験範囲は大きく分けて

1:エックス線の発生(要は放射線物理)
2:法令
3:エックス線の測定(要は放射線物理)
4:エックス線の生体への影響(要は放射線生物学)

となります。「法令」は正直暗記するしかない部分もありますが、物理の本は13に、放射線生物学の本は4に大いに役立ちました。

テキストは落書きだらけ!

これら副読本を参照しながら勉強を進め、メインのテキストは落書きだらけになりました。たとえばここ。

落書き1

この 「I∝iZV2」という式、試験に必ず出るのですが、資格対策本では説明なしにいきなり登場します。「つべこべ言わず暗記せい」ってことですが、ワタクシとしては「いや、いきなり言われても・・・」となるわけです。この辺は副読本「放射線物理学」を参照しながら

落書き2

こんな感じで空いたスペースに「導出」を書いておくわけです。実態としては本番のテストで導出を考えることはなく暗記しちゃうのですが、ただ暗記するのと、一度「導出」を追った経験がある上で暗記する、は全然違います。

他にも、とくに生物学のところについてはいろいろ書きこんでます。

落書き3

資格対策本では放射線に関しては浴びる線量と体への影響、そして規制の値などいろいろな項目が出てきますが「深い説明」はほとんどありません。その辺は副読本の、とくに「現代人のための~」にいろいろ(脱線トークが)書いてあるので大いに参考にしました。放射線の基準って、いろいろ苦悩の歴史のなかで決まったのね~と。(それと同時に、低線量の基準を「科学的に」定めることの限界を感じました)

こんな感じでダラダラと勉強を続け、無事合格いたしました。「合格に要した時間」で定義する「効率」はメチャクチャ悪いと思いますが、せっかく勉強するなら表面的な「効率」なんて考えず活きた知識を身に着けたいところ。よろしければ参考にしてみてください。ではまた。



はっぴぃ理系らいふ、いぇい
ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ キミモナカマニナロウゼ
   

【文責 べじぱみゅ】