悪夢

死神は何だったのか?


前5回にわたってちょっと抽象的なことを書いてきましたが、前回のお話でちょっとでも伝わったかな?

前回のお話でやったことは、単にコサインを微分しただけです。
でもこれが普通にやるとくっそめんどくさい。

途中で謎の死神(虚数i)が現れ、とりあえず彼の言う通りにすると計算が簡単になりました。
でも最後には死神(虚数i)は消え、「実数」のみが残りました

なんで??と不思議に思うかもしれません。
よくわかんないけど、大丈夫なの??と思う君もいるかもしれません。

大丈夫です。

前回の計算が「正しい」ことは、昔の偉い数学者たちがちゃんと示してくれています。
ボクらは安心して死神の力を借りましょう。

死神(虚数i)は「実在しない」のですが、問題の途中で力を借りることで計算があっさり終わます。
そして最後には正しい「実数」の答えが残ります。

今回示したのはほんの一例です。
が、虚数のありがたみはこんなものではなく虚数のおかげで初めて解けた、という問題はとても多いです。
現実には多くの技術者、科学者が死神(虚数i)を使って計算を行い、いろんなモノに活かしています。


高校生の皆さまが最初に虚数に触れるときは、「いったいこんなもの何になるんだ」と思うことでしょう。
この死神、怪しいけど強くたくましくスタイリッシュで、根はいい奴です。

iしてあげてください。ひっひっひ。

はっぴぃ理系らいふ、いぇい
ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ キミモナカマニナロウゼ
 
【文責 べじぱみゅ】