(この記事は大学生以上向けです。
 高校生の皆さまは読まないほうがいいかもしれない)

高校の教科書で、呼んでもいないのにいきなり
「矢印」として登場する「ベクトル」
皆さまのなかにも「なんかよくわからない」という方もいるかもしれない。

ただこのベクトル、そもそも何の役に立つのかわかりにくい
三角関数複素数とは違い、応用先は割と明確である。

「向き」と「大きさ」をもつ量全般

ちょっと身の周りを思い浮かべるだけでも、そういうものはたくさん。
風、重力、川、光・・・とにかくたくさん。
なので、すんなり理解できるかは別にして、ベクトルは
「モチベーション」という観点ではあんまり問題はないと思います。
絶対に役に立つので、頑張って勉強してください。

ところがこのベクトル、晴れて(?)理系の大学に進学してしまうと
ちょっとした問題行動を起こし始める。
多くの学科で、入学直後の数学で「線形代数」なるものを勉強させられる。
ざっくり言うと、高校数学の「行列」と「ベクトル」の延長なのだが、
そこで多くの人が、こんなことを言われてショックを受けます。

ベクトルは矢印ではありません

・・・は?

高校ではさんざん「矢印」でやってきたのですが。
あれはウソだったのか?
メジャーな分野のなかではひょっとしたら一番の手のひら返しかもしれない。
これのおかげで、決して少なくない人が理系に来たことを後悔し始めます。

このページでは、ベクトルの計算テクニックを解説するつもりはありません。
多くの若者を悩ませる

ベクトルは結局
矢印なの?矢印じゃないの?


という問題についてワタクシなりの見解をお話し致します。