わからない
わからないのは、センスがないから?
 

「理系科目が苦手」と話す方とお話していると、よくこんなフレーズが出てきます。

べじぱみゅさんには「センス」があるが、私には「センス」がない。

つまり、理系科目は「センス」のある特別な人だけが理解できるもので、自分のような「センス」がない人間は太刀打ちできないのだ、と。

確かにそうかもしれません。
理系科目のなかでも物理は特に同じ説明を見たり聞いたりしても、理解できる人とできない人の差が顕著かなと思います。
前者はセンスがある人で、後者はセンスがない人だ、と感じているのでしょう。

物理ファンのワタクシとしては、若い皆さまの多くが自分にはセンスがないからと物理を諦めてしまうのが大変残念です。

ワタクシとしては、この難敵・物理について少しでもわかりやすい説明ができないか、と苦心し続けております。

しかし「私にはセンスがない」と物理をシャットアウトしてしまっている人に対して「ワタクシの説明はわかりやすいから聞いてくれ」といくら訴えたところで話は聞いてもらえないでしょう。

そこで、物理のお話をはじめる前に、まずはこの得体のしれないセンスの正体を考えてみたいと思います。

「祟り」なんてない 

なんでもそうですが、得体のしれないものは怖いです。

大昔の人々は、地震や火山噴火といった自然現象を「大地の怒り」だとか「祟り」だとかいって(必要以上に)恐れていたようです。

科学技術が進歩した現代でも、残念ながら地震や火山噴火の予知はまだ不可能で怖いことに変わりはありません
しかし、少なくとも発生する理屈が一応はわかっているのでそれなりに対処のしようはあるのです。

難敵・物理に対する態度もこれと通じるものがあります。

物理が難しいのは否定しません。
ただ「何がどう難しいのか」をわかれば、それなりに対処のしようがあります。


これがべじぱみゅ流物理トークのポリシーです。

物理が得意な人の話、あるいはチマタにあふれる多くの参考書で「物理は実はそんなに難しくない」とうたわれることがしばしばあります。
言った側としては「キミにもできるからやってみようよ」というつもりで、全く悪気はありません。

しかし、これを言われた(センスのない)人としては

私は物理を簡単だなんて思えない。
やっぱり私にはセンスがないんだ。

と感じてしまい、逆効果になりがちです。
べじぱみゅ流はそういう冷たい対応はしません。

物理は確かに難しいけど、難しいのにはちゃんと理由があって、そこさえ耐えてしまえばちゃんと乗り越えられるシロモノです。

少しだけでも、お話を聞いていただける気になったでしょうか?

この記事では「物理のセンス」の正体をあばくことで、物理を得体のしれないものとしてただ恐れるのではなく「正しく恐れて」立ち向かっていただこう、ということをテーマにしております。

かつて物理に挫折してしまった方も、今まさに悩んでいる方も、ちょっと耳を傾けていただければと思います。

はっぴぃ理系らいふ、いぇい
ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ キミモナカマニナロウゼ
 
【文責 べじぱみゅ】

次回予告

次回、物理って結局「センス」なんでしょ?(2) は12月9日AM7:00公開予定!!
こちらから!!
公開され次第、リンクがつながります。