勇者

やっぱり「力学」

さて、物理にもいろいろな分野があります。
ただ、勉強するときはどうしても「力学」が最初になります。

・他のすべての分野の基礎である
・物理の異常な世界のエッセンスがぎっしり

という理由です。

ただこの「力学」、ハッキリ言ってあんまりおもしろくないです。
習った時点では、実生活・自分の人生に結びついてる気がしません。
多くの人が何のためにこんなことやってるんだろう?と思ってしまうことでしょう。

かといって、この力学は数学でいう「足し算」「引き算」ぐらいの位置づけ(*簡単とは言ってない)です。
ここを飛ばしてしまうと、その後のことが何一つわかりません。
足し算引き算できないのに、サインコサインや微分積分ができるわけないですね。
だからどうしてもやらないといけないのですが、いかんせんつまらないので、何らかの工夫が必要です。

究極の真理を教えよう

どうやって、このつまらない「力学」に対して皆さまのモチベーションを上げていただくか、ワタクシも悩んだのですが、こういう言い方をすることにしました。

物理は冒頭で、究極の真理を教えてもらえる

「足し算」「引き算」はもちろん重要ですが、あんまり「究極の真理」感はありません。
一方で、今回解説する物理の「F=ma」は、まさに「究極の真理」です。
大げさな話ではなく、これ1個あれば世の中のほとんどの現象を解き明かせる、といえちゃいます。
(解き明かせない領域もあるのですが、それが出てくるのは大学になってからです)

RPGで言うと、最初の村でいきなりラスボスを倒せるチートアイテム(銀の矢みたいなやつ)をもらえちゃう、といった具合。
こんな科目、他にあります?
教科書の第一章でいきなり究極の真理が書いてある、って科目、他ににないですよ。

問題なのは、教科書でも授業でも、この「F=ma」が究極の真理であることをあんまり言わないところです。
「基礎だからしっかり身につけろよ」とは言いますけどね。

さすがチートアイテムなので、いくら最初の村で手に入るとはいえ、使い方を身に着けるのが大変です
まだこのゲームのノリがわからないうちから、最初の村でチートアイテムを渡され、使いこなすための修行が必要になります。
そして多くの人が「最初の村でこんなに大変なら、この後全クリできる気がしない」と、ゲームをやめてしまうわけです。
チートアイテムをくれる長老?がちゃんと「これは究極の武器で、これさえあればこの後あらゆる敵が倒せるのだ」と教えてくれればいいのに、何も言わずに渡してくるのです。

物理はクソゲー?

冒頭でチートアイテムをくれるゲームなんて、はっきり言ってクソゲーですがね。
そこは徐々にレベルアップさせろよ!と言いたいところですが、RPG「物理」はどうしてもそういう構成にせざるを得ないのです。ごめんなさい。
だから学ぶ側も、そういうクソゲーだと思ってやればつらくないです。
エンターテイメントとしては問題があるでしょうが、とにかくチートアイテム「F=ma」を使えばその後サクサクと全クリできるわけですから、トータルの労力としては全科目で一番少ないといえます。

さて、そんな最初の村「力学」に飛び込んでいきましょう。
「力学」は、本当にざっくり言うと

モノを押したらどうなるかを追及する分野

と言っていいでしょう。
「押したら」を「押さないと」や「引っ張ると」に変えても同じ。

物理では、力学以降に出てくるどの分野でも

何か注目しているものに力が働いていて、その注目しているものがどう動くのかを知りたい

という場面が非常に多いです。
というわけで「力学」はその基礎となります。
逆に、このノリがわかってしまえば、同じ戦法でずっと戦っていけるわけです。

本当は早いところ、人生に直結する物理のオイシイところを味わっていただきたいのですが、しばらくご辛抱ください。


はっぴぃ理系らいふ、いぇい
ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ キミモナカマニナロウゼ
   
【文責 べじぱみゅ】