「相手の立場になって考えなさい」

これ、多くの方が、子供の頃から何回も言われてきたことかもしれません。
これは大人になっても大事です。
特に仕事してると身にしみます。

このブログでは、やたら「詐欺」について取り上げることが多いのですが、今回のテーマも詐欺です。
これまではゲルマニウムなどの「理科悪用詐欺」を取り上げてきました。
今回はもうひとつの「花形」である「統計悪用詐欺」について考えてみましょう。

ワタクシもこういう「詐欺」についてどうやって話せばいいのか悩んでいます。
世の中には多くの「こういうのは詐欺だから気をつけろ」という情報があふれています。
そんな中で、ここではちょっとテイストを変えてみまして

詐欺師の立場に立って考えてみる

ことをメインテーマにします。
つまり、詐欺に引っかからないためには、自分で詐欺をやってみればいいということです。
単に「これは詐欺だ」と言われて学ぶだけよりも、いっそ自分が詐欺の手法を習得して実践してしまえば同じ手には引っかからないだろう、というわけです。

といっても実際に皆様に詐欺を働かれても困りますので、ロールプレイングをしてみましょう。
こんなシチュエーションを想像してみてください。
皆様は就活にことごとく失敗し、かといって浪人するわけにもいかないので、なにやら怪しいサプリメントを売る会社になんとか拾ってもらいました。
不本意ではありましたが、無職よりはマシなので、なんとか会社に貢献しようと必死で働いています。
一応以下は女性のテイで行きますが、うまいこと脳内変換してくだされ。

さあ、レッツ詐欺!!


ダイエットサプリ「べじぱみゅ」

あなた「これを・・売るんですか?」
上司「そうだ。この新しいダイエットサプリ"べじぱみゅ"、何としても売りまくらないといけない」
あなた「でもこれ怪しくないですか?本当にこんな粒を飲むだけで痩せるんですか?」
上司「効果なんてない。こんなのただのビタミン剤だからな」
あなた「いやいや、それじゃあ売るの絶対ムリじゃないですか!」
上司「そこをなんとか売るのがお前の仕事だ。つべこべ言わずに、これを売る方法を考えろ!」
あなた「考えろって言われても、効果ないやつを売ろうとしたら適当にウソ言うしかないですよね?」
上司「いやウソはダメだ。あとでバレたときにマズいからな。なんとかして、ウソにならないようにうまいことやってくれ」
あなた(は死ねよこいつ)

さあ、あなたはただのビタミン剤である新商品「べじぱみゅ」を、痩せるダイエットサプリとして売らなければなりません。
しかも「ウソをつかない」という無茶苦茶な要求つきです。
さあ、あなたは困ってしまいました。

家に帰って、おネットで

「詐欺 ウソつかない 方法」

なんて検索してみても、なかなかいいものが見当たりません。
あなた「やっぱムリだってこんなの」

背後から声がします。

死神「よお」

死神


あなた「え? なんかへんな生き物が見える・・最近サビ残業続きであたし疲れてるのかな。へへへ」
死神「お前、効果ないダイエットサプリを売らなきゃいけないんだろ?」
あなた「そうそう。効果ないってわかってるのに。しかも"ウソをつかずに"とかわけわからんこと言われたし」
死神「そうだな。ウソとかねつ造をしちゃうと、あとでバレたときに逮捕されちゃったりするからな。なんとかして、ウソをつかずに売らなきゃいけないわけだ」
あなた「そんなの無理だって。ウソをつかないで詐欺なんてできるわけないし」
死神「簡単だぞ。ウソつかないで詐欺する方法教えてやろうか?」
あなた「そんなことできるの?教えて!」
死神「ひっひっひ」

こんな詐欺商品を売る会社ですから、当然ながらブラックなわけです。
電通バリの違法残業続きでヘトヘトなあなたは、真っ当な判断力を失い、突然現れた死神をすんなり受け入れてしまいました。
さあ、どうなることやら。





はっぴぃ理系らいふ、いぇい
ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ キミモナカマニナロウゼ
   

【文責 べじぱみゅ】