お風呂

もともと「発展編」って名前で書こうとしたけど、そんなに発展でもないと思って変えました。
すね毛をテーマに、何やら難解な「タグチメソッド」のお話をしましょう。

お風呂のお湯は冷やせない!

これまで「実験計画法」と銘打って、新聞紙によるすね毛回収のお話をしてきました。
そこでの最重要な結果だけまとめますと

・チラシより新聞紙のほうがすね毛取りやすそう
・水温が高い(お湯)と、冷水のときよりすね毛が取れなくなる


といった具合です。1つ目はともかく、2つ目は困った話です。
つまり「すね毛を効率的に回収したいなら、水を冷やせ」と言っているわけです。
あなたはこれからお風呂に入りたい(だからこそ浮いているすね毛が邪魔な)わけですから、水を冷やすことなんてできません。
というよりそもそも、すね毛を取るために水の温度を調節するなんて、熱いほうだろうが冷たいほうだろうがナンセンスな話です。
今回は、このへんを掘り下げていこうと思います。


「原因究明」と「対策設計」

これまでお話してきたのは、とにかく「すね毛回収」という現象にどんな要素が影響するのか、あるいはしないのか、という話です。つまり「原因究明」です。

そうやって現象を理解したところで、次に「対策設計」が必要です。
このときには、こっちでコントロールできるパラメータは限られていることが多いです。
今回でいうと「水温」はコントロールできませんが、悲しいかな、すね毛回収能力に大きく影響してしまうのです。

こういう時、何をすべきかというと

他のコントロールできる因子を駆使して、コントロールできない因子による影響をできるだけ低減する

これです。今回のケースでいうと

・「水温」をコントロールするのは諦める
・それ以外の因子を最適化し、冷水でもお湯でもすね毛が取れる条件を確立しにいく

となります。これがまさに「品質工学」あるいは「タグチメソッド」の第一歩なのですが、能書きばかり喋ってもしょうがないので、実際にやってみましょう。


やっぱり新聞紙はダメそう

前回までの話で、「新聞紙によるすね毛回収」という現象に対して一番影響が大きいのは「水温」と判明しました。

実はこの時点で詰んでいたのです。

他のどんな要素を振ったところで、最大の影響である水温の効果を抑えにいくことはできない、といえます。
あのとき考慮しなかった他の(コントロールできる)因子を探して振れば行けたかもしれませんが、新聞紙は正直限界です。

あのあと密かに、他の因子探したんですけどね。
某社製のイオン発生器を使い、新聞紙にイオンを照射してみたりね。
新聞紙をイオン化処理したらすね毛が吸い寄せられないかな~なんて。
全然効果なかったけど。

というわけで今回は、やり方変えます。
水温に関係なくすね毛を回収できるような方法を探しましょう!





はっぴぃ理系らいふ、いぇい
ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ キミモナカマニナロウゼ
   

【文責 べじぱみゅ】